富士市の紅葉スポット、と検索すると必ず上位にヒットする須津渓谷。
これで「すど」と読める人はどれくらいいるのか。
たしか岳南電車の駅もあって、須津渓谷の最寄り駅みたいな紹介があるが、実際の処駅舎からこの渓谷まではとても歩いて行ける距離ではない。
今日はここを目指す。
11時半出発。快晴。気温は10度前後。しかしG-1フライトジャケットはまったく寒さも風の冷たさも感じない。恐るべき性能だ。
1時間ほど細い林道みたいな道を走り、大棚の滝の駐車場にバイクを停める。
ここから遊歩道(とは名ばかりの登山道)をひたすら階段を登り、渓谷橋へ。
ちょっと、いや、かなり息が切れた。
橋の真ん中にバンジージャンプの飛び降り台がある。こんなところから飛び降りるとか、正気の沙汰ではない。手すりに近づいただけでも身がすくむようだ。
しばらく橋の上で写真を撮って、もと来た遊歩道を下る。ひとっこひとりいないけれど、たしか世間では三連休の中日だよね。
第二駐車場に戻り、今度は滝壺まで近づけるというので降りてみる。ここも全く人の気配なし。
20メートルほどの落差だろうか、かなりの水量で迫力ある。吊橋もなかなか趣あって、いい撮影スポットだ。
ここでまたしばらく写真を撮って、駐車場へ。
帰り道はのんびりゆっくり、単気筒エンジンのトコトコという音を感じながら比奈へ。
比奈カフェで休憩。最初はガトーショコラでお茶しようと思っていたが、お昼食べてなし、どうも評判らしいグリーンカレーのランチをいただくことにして、セットの珈琲で食後にしばらく読書。
隣りに座った大学生らしいカップルの会話を聞くともなしに聞く。男の子は教員志望らしいが、あの早口ではちょっと向いてない気が。
ショートパンツに黒タイツでショートカットの彼女の方は雰囲気美人。トイレから戻ってきて正面からちゃんと顔を見るとそうでもなかった。
あ、あと鱒の寿司は石川の名物ではなくて富山だよ。
日が落ちてきた頃に店を出て、田子の浦の港の見える公園へ。バイクでここに来るのは初めてだ。
ドラゴンタワーに登って(今日はやたらと階段を登った日だった)、富士山を眺め、帰路へ。
ガソリンスタンドで給油。7.41リットル入った。
16時半ごろ帰宅。
積算距離779.9キロ。
今日もいい休日だった。
2018/11/24