お遍路ツーリングを再開。
今年の2月に十番札所の切幡寺に行ってから、新型コロナやらなんやらの自粛で中断していたのを満を侍して続行する。
本日は十一番札所の藤井寺を目指すのだ。
お昼ちょい前に出発し、まずは鳥灯さんの昼定食へ。
今月末で昼定食業務を終了し、いよいよ自分の店を出す準備をするという。頑張って欲しい。
鶏バーグの定食をいただき、さっそく318号線をまっすぐ西へ。石井町を越え、吉野川市へ入る。
今回はiPhoneに入れたReliveというアプリで、行程を記録してみることに。
11番、藤井寺は八十八箇所の中でも珍しい、禅宗、臨済宗妙心寺派のお寺ということで、たしかに雰囲気は今まで回ってきたお寺とはちょっと違うような気も。
ちなみに寺号である○○寺を、「じ」ではなく「てら」と読むのは八十八箇所中このお寺だけ。
門前に有料駐車場。バイクは100円。小屋のお爺さんに支払い、境内へ。
本堂の左に、次の12番、焼山寺へと向かう暗い道が続く。
歩いて向かう歩き遍路では最初の難所と名高い「へんろころがし」と呼ばれる「焼山寺道」だ。
健脚5時間。平均6時間。弱足8時間。と書かれた遍路道立て札がお遍路さんをビビらせる。
歩き遍路ではないわたしは藤井寺を出ると、焼山寺ではなく、ひとつ先の13番札所、大日寺へ。
318号線を東に引き返し、石井町に入ったあたりで神山に抜ける20号線に。入田で鮎喰川の橋を渡り、徳島市方面にバイクを向ける。
大日寺の門前で一度停めて記念撮影。50メートルほど戻ったところに駐車場があるのでそこにバイクを停める。
ここの住職は色々アレでアレらしいのだけれど、まあ、そこはそれ。
大日寺の道路を挟んで向かい側の一宮神社にも参拝し、大きな馬の像の下を通って駐車場へ戻る。再び鮎喰川を渡り、常楽寺、國分寺へとふたつ隣接する札所へ。
案内の標識を見落として、常楽寺を通り過ぎてしまい、先に15番、國分寺へ。
本堂と庭園を改修工事中。なので仮本堂を参拝する。
國分寺も、八十八箇所のうちわずか八箇所しかない真言宗以外のお寺。禅宗である曹洞宗の寺院だ。
戻って14番、常楽寺は結構山の上。
大きな池?沼のほとり。近くに日枝神社があるようだ。
常楽寺は自然の岩がゴツゴツと現れているちょっと変わった境内。そこに日向ぼっこをする猫が数匹、参拝客(つまりわたしだ)が近づいてもまったく動じない人馴れした猫たちだった。
192号線を北に向かい、16番、観音寺へ。駐車場に入れる前に、門の前で写真撮影。普通のお家のような構えの納経所だった。
観音寺を出て、西日の中318号線を東に。いつもの鮎喰新浜線で眉山を通り抜け、15時半帰宅。
5538.6キロ走行
今日も良い休日でした。
2020/10/20