Eres mi única ESTRELLA brillante

エストレヤとオートバイライフ(静岡-徳島-沖縄)

太龍寺、平等寺を打つ

(続き)

 

 

麺屋 藤から195号線で北上し、鷲の里という道の駅へ。ここの駐車場にバイクを停めて、ここから21番札所、山頂の太龍寺へとロープウェイで向かうのだ。

 

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太龍寺へは徒歩での遍路道以外のアクセス方法は事実上このロープウェイのみ。

まあ、無理して悪路を走破する猛者もいるそうですが。


21番太龍寺はいわゆる「一に焼山、二にお鶴、三に太龍」の太龍である。


この往復2600円のロープウェイ。いきなり那珂川を越え、山を二つ越えるというものすごい行程。2775メートルを11分かけて太龍寺山山頂の境内へ運んでくれる。

 

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もののけ姫で見たような大桧に覆われた山は、本当に巨大な山犬でもいそうな雰囲気。


太龍寺は西の高野と呼ばれるお寺。19歳の大師空海が舎心嶽にて百日間の「虚空蔵求聞持法」を修法した場所ということで、非常に荘厳な雰囲気だ。

 

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ロープウェイ乗り場できのこ茶のお接待を受けて、山を降りる。

 

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さて、ここから北へ向かって20番札所の鶴林寺を打つか、南へ向かって22番の平等寺を打つか、しばし考えたが、お鶴はちょっとこの時間では難易度が高そうな気がしたので、(これはあとから思えば結果的に大正解の判断だった)川沿いを走って平等寺へ。

 

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平等寺ではちょうど護摩祈祷をやっているところで、本堂にて「南無大師遍照金剛、南無大師遍照金剛、南無大師遍照金剛」の名号を延々と唱える行をおこなっていた。


驚いたことに、本堂の下の納経所の横では、その護摩行の様子を生中継で大きな液晶テレビで放映しており、百万遍の勤行を今何遍目なのかとか、一分間に何遍唱えているかの情報が表示されていて、思わず見入ってしまった。


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帰宅してから平等寺のサイトを見てみたら、それどころか本堂の内陣を24時間ライブ配信していると聞いて、すごいもんだなぁ、と感心。

 

コロナ禍で参拝を自粛している方とか足腰の問題で本堂前の石段が登れない方にもお勤めや護摩を見ることができるようにという配慮。すごい。

 

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平等寺を後にして、帰りは阿南市の上中町、羽ノ浦町の道を北上し、33号線と55号線の交差点で小松島に出て、徳島市内へ戻ってきた。


16時半帰宅。一日で130キロ。流石に疲れた。
5734.5キロ走行。

 


いい休日でした。


2020/10/27