9:30出発。真冬装備。
これだけ着込んで走るのは、真冬の伊豆半島を走った時以来だなあ。
充分暖機したとはいえ、やはりこの気温だとエンジンが本調子になるまでには相当走らないと。
引田のセブンイレブンで一度停まってバイクを全方向から目視チェック。
異常がないことを確認する。
長距離を走る場合、故障の予兆は最初の1時間に集中すると小熊と礼子が言ってたので。
1時間の間に故障がなければ、その後は安全に走れるらしい。 まあバイク乗りの「おまじない」の一種だ。
順調に鳴門に入り、右手に瀬戸内を見ながら走る。波が高い。白い波が砕けるのが見える。
津田の松原の道の駅で休憩。気温計は16度。
東かがわ町からさぬき市へ。
JR志度駅で右折。
一年半前くらいに一度ここで泊まって呑んだ。うどんツーリング その二 - Eres mi única ESTRELLA brillanteでなぁ。
ここの工場の前に犬がいて吠えられたんだよなあ、なんて思い出しながら通り抜けると、その犬がしっかり居て昼寝中。
駐車場で、お遍路の老夫婦にオートバイ、カッコいいわね、あら、富士山ナンバー?静岡からいらしたの?と、また例によって聞かれる。
面倒なのでこれまたそうです、と適当に答えてしまう。
鬱蒼とした林の中のような古刹。標識や案内看板の類はほとんど木の影で意味がなくなっているなあ。
しかし中はわりかし綺麗にしている。
参拝して納経所で御朱印を頂き、平賀源内の墓所も見て、志度を後にする。
1号線に戻り、
八栗寺(やくりじ)へ。
道路標識の通りに割と急な坂道を登って行き、ケーブルカーの駅へ入る。
自転車小屋のようなスペースにバイクを停め、15分おきに運行する往復1000円のケーブルカーにて山頂へ。
第85番札所八栗寺は、天長6年(829)弘法大師空海により、五剣山(標高375m)の中腹に開創された四国霊場。
大師が入唐求法の成否を占うため植えた八個の焼き栗が、帰朝後すべて生長繁茂していたことから、寺の名を「八国寺」から「八栗寺」と改名されたそう。
参拝し、御朱印を頂く。
反対側の鳥居をくぐると、お迎え大師が見えてくる。
市内が一望できる。
同じケーブルカーにて麓へ降りる。
(続く)
2021年10月23日