どちらかというとクラシックなスタイルのバイクに乗ってるカッコ良さげな人は、ヘルメットも割とクラシックなスタイルのを好んで使ってる事が多い。
ああいうのもカッコいいよなあ、と常々思っていたのだけれど、なかなかイメージしていたのとピッタリくるのが見つからなかったのだが、ついにAmazonで発見。
一眼のゴーグルと同時に購入した。
最近になってようやく気温が下がり、(それでも20度以上あるのだが)革ジャンを来てバイクに乗れそうな感じになった。
さて、その新ヘルメット。
実際被ってみると、ゴーグルは、下方向の視界が狭いので、メーターを見るときには視線だけではなくて顔を下に向けなければならない事がちょっと気になったが、慣れれば別にどうということもなさそうだ。
遮蔽感というか、音に関してはこっちの方が外の音(まあ主にエンジン音)が小さく聞こえるような気がしないでもない。
遅いスピードではなんら問題がないけれど、時速60キロ付近では飛んでくるカメムシ的な虫か何かがゴーグルの隙間から顔を直撃すると結構痛い。
タピックの横を抜けて本部方面へ。この道を走るのはとても楽しい。快適だ。
目指すは「海と麦と」
おしゃれな外観の沖縄そば屋さんだ。
行列が有名な人気店、キャプテンカンガルーの横を過ぎて交差点で右折して逆方向へ。
開店と同時に飛び込む。待ちは5人ほど。
多分イチオシなのであろう筆頭メニューの「本ソーキそば」と。ジューシー。
ジューシーがメニューにある沖縄そばのお店では、迷わずジューシーも頼むべし、というのは沖縄に来て学んだ鉄則のひとつ。
スープを一口、口に含んで、これは相当いい鰹節をふんだんに使ってるなあ、とすぐわかる。美味い。
なにしろ券売機の横に大きな削り節機が設置してあって店中にいい香りがするのだ。鹿児島県は枕崎の鰹節。
あおさも実にいい味を出している。
巨大なソーキは骨離れ良くほろほろに煮込まれていて美味い。これは凄いソーキそばだなあ。人気もなるほど。
大変満足して店を出る。
帰り道はあえてゴーグルを外してサングラスのみで走ってみた。
直接顔に当たる風の爽快感と言ったら!
でも花粉の時期は厳しいかもなあ。
前を走るトラックのディーゼル排気や砂埃がダイレクトに来る。
やはりアメリカのライダーのようにはなかなかいかんね。
449号線を走りつつ、真昼の日差しを浴びてキラキラと光る名護の海を眺めていると、強い逆光のシルエットで、防波堤の階段をこちらに向かって登ってくる長い髪のの女性の姿が見えた。
まるでそれは片岡義男の小説のようではないか。と僕は思った。
12:00帰宅。
8921.1キロ。
うちなーライフ最高さー。
2022/12/12
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