ブセナビーチの海中公園へ向かう。
国道58号線、ゴッパチはゴーヤー街道ともいうらしい。知らんけど。
その国道を、かつて沖縄サミット(第26回主要国首脳会議)の会場となった万国津梁館の入り口で折れてビーチの駐車場へ。
入り口のおじさんはいつも親切に「海中公園?バイクはここを右に入ったところに停めるところあるからね」と教えてくれる。
白い砂浜のビーチに出ると、夏は大勢の海水浴客でいっぱいの浜辺だが、流石に12月のビーチには人気がないなあ。
ブセナテラスの豪奢なプールを横目に、岬の先端の展望塔を目指す。
公園内はシャトルバスが往復しているが、歩いても5分程度。いい散歩道だ。
波が高く、ビーチの遊泳区域を越えると、一転して大きな波がうねっている。風も相当強い。
その中を、岬の突端から橋を渡って海中展望塔まで行くのだが、この強風と足の下の高波で、高所恐怖症の身にはかなり怖い。
ヨタヨタと怯えながらなんとか辿り着き、入り口で1,100円払って螺旋階段の塔を降りていく。
そこは、水深3mから4mの世界。
水族館のようにガラス越しに海の中を覗き込むわけだけれど、水槽の中の人工的な世界とは全く違う、本当の天然の海。自然そのものの世界に圧倒される。
おそらく波の高い日だからなのだろうけれど、海面の下では魚たちがかなり流されている様子が見て取れる。こういう天候の海面下では、魚たちは波に逆らうことなく静かに身を任せてるんだなあ。
それにしても美しい世界だ。
何時間でも眺めていられそうな景色。
来た時にはには全く人の姿がなかったビーチだが、修学旅行だかツアー客のバスが到着したらしく、やがて大賑わいに。
まあ、いずれにせよ、12月の海とは思えないよね。
頃合いと見て、駐車場からバイクを出す。
やはりサングラスだけでは60キロ出すと風圧で目がしんどいなあ。涙が止まらないのでゴーグルを。
15:45帰宅。
8944.7キロ。
何はともあれまずはオリオンビール。カリー!
うちなーライフしに最高!
2022/12/12