快晴。
11:15出発。
昨日届いたばかりの、夏用のライディングジャケットを早速着る。
コミネ(KOMINE) JK-146 プロテクトハーフメッシュジャケット Light Grey
ポリシーとして、バイクに乗る際に肌を露出することはしないのだが、流石に沖縄に来てから、真冬以外、革ジャンは論外だが、パーカーやスウェットの類も暑くてヤバイという事が薄々わかったので、今シーズンはこれを着て走ることにした。
発進してみると、あまりの涼しさ、快適さに大袈裟ではなく驚愕してしまった。
メッシュから通り抜けてくる風が、むしろ逆に涼しすぎるほどの清涼感。
これがバイク乗りに特化して作られた製品の力かと舌を巻く。
作りが根本的に違うんだなあ。肩や胸部、背中や肘のプロテクターまるで窮屈ではなく、走ってる時はその存在を感じない。いやはや恐れ入りました。
既に海開きしているビーチは観光客の姿がチラホラと。
島を半周してハートロックに向かう道の前を通り過ぎ、更に奥のトケイ浜へ。
先日ハートロックの駐車場にバイクを停めて、ここまで歩いてきたときに、駐車場が作られつつあったのを発見した。
現在はここまでバイクで入ってこれるようになっているのだ。素晴らしい。
入り江はほぼ無人。
波の打ち寄せる音のみ。
例によって沖縄特有の海底が見通せるほど透き通った波打ち際。
しばらく海を眺めルチルタイム。
海岸を出て、島を半周して再び古宇利大橋を渡り、屋我地島の東側の集落にある、マリン亭という名護そばのお店に。
このあたりの集落は、大袈裟ではなく一軒毎にネコが、時には数匹ずつ昼寝してる。
少しでも涼しい白い地面の場所を選んで気持ちよさそうにゴロゴロしていて、バイクが近づいても片目を開けて眺めるだけ。
実にのんびりした光景だ。おそらく飼い猫ではないよなあ。
飼い猫なら家の中にいるよなあこんな暑い日は。
マリン亭は古民家風の佇まい。
ハイビスカスや鬱蒼とした原生植物に覆われたなかなか趣あるお店だ。
店の裏手の駐車スペースは地面が砂地で、スタンドがずぶずぶ埋まっていきそうでちょっと怖い。
店に入るとラジオからは、しまくとぅーば(島言葉)。
お座敷と6人がけのテーブル席。
ブーツをぬぐのは面倒なのでテープル席で。
メニューはシンプルに潔くソーキそばと三枚肉そば、野菜そばの三種のみ。
ソーキそばの大(700円)を頂く。
名護すばらしく、多分三角屋製麺所の太い平麺。
鰹出汁の美味しい、いい沖縄そばだ。美味い。ソーキも美味。
お店のオバーが「これも食べてみて、嫌いじゃなければ」と瑞々しいトマトを出してくれる。
うまいうまい。
ひたすら満足してお店を出る。
外に出て、またジャケットを着るときは流石に暑いなあ、と感じるのだけれど、いざ走り出すと全く暑さを感じない。すげぇなコミネ。
屋我地島も道路沿いに墓地。
コンクリートの沖縄風墓石が並ぶ。
最初沖縄に来た頃は、見たこともない変わった形と墓石?の前に広いスペースがあるこのお墓のカタチにびっくりしたものだが、シーミー(晴明祭)の季節を2回過ごした今は、なにか馴染み深く感じる程になった。
このスペースで清明祭は家族親戚一同が集まってお重を持ち寄り、宴会をする。
祖先や家族の絆を何より大切にする沖縄の素晴らしい文化だ。
13:50帰宅。
9405.7キロ。
うちなー最高やっさ。
2023/04/24
r.gnavi.co.jp