台風10号の暴風雨が過ぎた後は、真夏に逆戻り。午前中から軽く30度を超す勢い。
久しぶりに暴風雨から守るためにバイクシートを簀巻きのようにグルグル巻きにしていたのをほどいて、エンジンに火を入れる。
いつものように鮎喰新浜線の山道をゆるゆると登って行き、山の向こうへ下る。
勾配やエンジンの回転数、そして車体のスピードに適切なギアを合わせて選択するってのは、バイク乗りがマシンと一体になっているなぁ、と実感する時間。
ただスピードを出すだけなら多分(そういうバイクに乗って、アクセルをひねれば)簡単なことなんだろうけれど、マシンのスペックとおのれの技量の毎瞬、毎瞬のじわじわとしたにじり寄り、というこの快感がたまらないのですよ。
王者-23は三、四人ほどの並び。程なく入店してTKM。
なるほど麺の味、風味を味わうにはこういう食べ方もあるのか、実に堪能した。
鮎喰橋を渡り、徳島市の中心部を通って国道11号へ。左に折れて北へ。
徳島阿波おどり空港方向へと向かう。
もちろん今日も海を見に行くのだ。
月ヶ浜海浜公園
波打ち際まで出てくると、誰もいない浜辺に真夏のような日差し。
打ち寄せる波を見ていると、諸行無常というか、すべての物事はこうして波に洗われてキレイになっていくもんなのだなぁ、と。
公園をぐるりと散歩して、熱中症になる前に駐車場に戻る。
国道11号線の左車線を走っていたら、中央車線をノロノロ走行している軽トラを追い越そう、とTHG(徳島なんちゃらガス)のトラックがあろうことか右車線から左に追い越しをかけて、ワタシのバイクに無理矢理寄せてきたので超ビビる。
右車線から追い越しをかけること自体論外だが、車体の長いトラックが左を走ってるバイクにどんな影響を与えるかを理解してない、ってのがプロドライバーとして信じがたい。
いやマジで危なかった。
急減速してなんとか回避したけれど、流石に温厚なワタシも頭にきたのでスピードを上げて追いかけて、吉野川大橋あたりで追いつき、トラックの前に出て運転手の顔を見てやろうと振り返ったが、わざとか知らんが横向いて知らんぷり。
スマホで車体とナンバーを撮影したあと、ドライバーが未知の性病にかかって苦しみ続ける呪いをかける。
15時半頃帰宅。
5,216.3キロ走行。
トラブルもあったけど今日もいい休日だった。
徳島なんちゃらガスは潰れろ
2020/09/09