だいぶギックリ腰も回復してきたので、文字通り重い腰を上げて(この言い回し!リアル過ぎて!もうね!)久しぶりにエンジンをかける。
梅雨の時期とはいえ、すでに気温は30度近い晴天。
Tシャツの上に革ジャンだと信号待ちの間はけっこう辛い季節になった。
本日の目的地である寿司屋まででは、あまりに短い距離なので、エンジンを暖ためがてら遠回りしてバイパスを北に向かう。
吉野川を渡る頃にようやく熱せられたオイルが内燃機関の隅々まで行き渡る、といったいつもの幸せな感覚に。
国道を左折、北島から再び川を渡り、市内に戻る。
目指す寿司屋は津田にあるのだ。
なんでも寿司屋なのに中華そば、つまり徳島ラーメンが美味しいらしいと評判の店。
正直なところ、まだ半信半疑ではあったが、店内に入り、メニューの寿司定食というのが多分それだろうと、カウンターの隣でまかないを食べてた店員のお姐さんに聞いてみるとまさにそうらしい。
七貫ほどの小ぶりの寿司桶の握りと中華そば(小)のセット。
これはちょっと、他所ではなかなかない組み合わせではなかろうか。
見渡すと、どちらかというと寿司より丼ものや中華そばがメインな感じのお店。
巻物やバッテラもあるらしい。中華そばに熟鮓とか早寿司ってのは和歌山あたりではよく聞くけれども。
しばらくして出てきた中華そばは、スープに胡椒の効いた、まさに徳島のラーメン、という感じの中華そばで、なるほど評判の通り美味い。
毎日食べても食べ飽きないであろう素朴で優しい味だ。
実に気に入った。握りも悪くない。これで1150円なら、安い。安すぎ。
マルナカの前を通ってややシーズン終わりの紫陽花を撮影し、14時帰宅。
4742.7キロ。
15000キロ突破!
本日も良い休日であった。
2020/06/16