9:00にホテルをチェックアウト。
駐車場でしばらく暖機したのち、割とすぐそばにある第78番札所、郷照寺へ。
かなり入り組んだ細い道の奥にあり、周辺には他のお寺もたくさんあるので、迷う。
多少ぐるぐる回った後に、急な細い坂道の上にある砂利が敷いてある駐車場に。
郷照寺は厄除けで有名なお寺。
広い庭園と、常磐明神のお社、立派な石仏が並ぶ境内は圧巻。地下の萬躰観音洞も荘厳な雰囲気でした。
今朝、出発前は、ひょっとして天気が良くて気温がかなり上がり、冬装備では暑くなるのでは?と思ったのだが、やはり風が冷たいので走り出すと相当寒い。一枚でも脱いでいたらヤバかった。
宇多津から11号線に合流して坂出、五色台スカイラインへ向かう。
T字路で、右へ行っても左へ行っても高松市とある道路標識には一瞬、は?となってしまう。
秋晴れで空気が澄んでいて天気がとてもいいのでものすごく景色が良い。
いつものようにバイクに「来てよかったなあ」と話しかけながらぐいぐい勾配を上がる。
白峯寺(しろみねじ)
第81番札所。
山門の前の駐車場に停めると、四国唯一の天皇御陵である白峯御陵に続く階段が見えたが、通行止めで立ち入り禁止になっていた。
境内に入ると護摩堂。そして長い長い石段を登った先に大師堂と本堂。
すべての干支の守り本尊が各堂に祀られている。
仏足石
白峯大権現相模坊
納経所で御朱印を頂き、駐車場から門前までいつものようにバイクを押して行って写真を撮っていたら、ご夫婦のお遍路さんが「シャッター押しましょうか?」と。
自分を被写体にする趣味はないので「あ、大丈夫です」と反射的に答えてしまったけれど、もうちょっと言いようがあったのではないかと反省。ありがとうございますとか。
京都ナンバーのご夫婦、無愛想ですみませんでした。
次の札所、根香寺方面へ。
根香寺(ねごろじ)
第82番札所。88ヶ所の霊場中、10番目の標高。天台宗の寺院。
仁王門をくぐって石段を降り、また登った先に大師堂と本堂が。
紅葉の季節にはまだ早く、緑が多いけれど、ピークの時期はかなりの人出になるらしい。
白猴欅
高松市へ降りていく道へ入る。
下っていく途中でバイクを停めて高松市内を見下ろす。
また12号線に合流。
懐かしいなあ、ゴーゴーと、チャンカレを1週間に一度以上の頻度で食べていた10数年前が懐かしい。
ロースカツカレーは、昔ながらの変わらない味で安心した。スタッフが店内ビデオに合わせてゴーゴー!と叫ぶ風習はどうやら無くなったようだ。
いわゆる縦断勾配錯視で有名なミステリー坂。
登ってんの?下ってんの?というやつだ。
第八十四番札所
源平合戦の古戦場。
観光客が多く、いわゆるお遍路ではない人たちの姿が。これはあまり他の札所では見かけない雰囲気。
納経所には世界ネコ旅に出ていたニャンコが。
出発前の給油から200キロを超えたあたりでGSを探し始めたのだけれど、探してる時に限ってガススタとコンビニは見つからない、という法則がございまして、何故か急に看板を見かけなくなる。
左側じゃなくて道路の右のスタンドは入るのはいいとして、交通量が多い11号線は出るのが厄介だからなあ、なんてことを思いながら、そろそろホントにヤバくなってきた気がして、反対車線側ではあるがJAの非セルフ店に滑り込む。
167円!
6.75リットルしか入らなかったので、まだまだ余裕はあったのね。
燃費は29.36キロ/リットル。
16:04帰宅。
7691.2キロ。
二日間合計252.5キロ走行。流石に疲れた・・・、お疲れ様でした!
2021/10/24