久しぶりの快晴。
1月の下旬は沖縄とはいえ流石に寒い10度そこそこの気温だったのだけれど、ようやく暖かかくなった。
そこで早速10時半に10分ほど念入りに暖機して出発。
ゴッパチに出て、北へ。
明日から名護市営球場(タピックスタジアム)では日本ハムファイターズのキャンプがスタートする。
おそらく球場の駐車場が満杯になるからだろう、名護漁港に臨時駐車場が用意されているのが見えたが、ここからタピックまでは結構あるけど歩くの大丈夫なのかな。
海沿いの499号線に入り、大型のダンプやトラックと共に走る。
このくらいになるとようやくエンジンがしっかり温まり、オイルが行き渡り、新鮮な空気をいっぱい吸ってシリンダーの中でガソリンが爆発燃焼していくのが感じられて気持ちがいい。
安和の琉球セメント桟橋前では、現場に入る交差点で例のプラカードを掲げた市民?何市民?がトラックの進入を地味に邪魔して渋滞に。
それぞれ言い分はあるのだろうけれど、正しいことをやっているのだから超法規的行動は許される、というのは明らかな間違いだと思う。
暴力をなくすためという名目の暴力が正当化されないのと同様。
沖縄は単なるイデオロギーの対立だけではなく、世代間の隔絶、元々からの住人とあとから移住してきた住民との意識の差、基地関連を生活の糧としている人々とそうではない人たちの立場の違いなどなど、単純に二元化して賛成か、反対か、と割り切れない事情があって難しいよなぁ。
そんなことを考えながらゴリラチョップへ。
5台ほど停められる駐車場。ここから階段を降りて海岸へ出る。
瀬底大橋の手前のこのビーチは、シュノーケリングの有名な人気スポット。
巨大な岩が、右手を挙げだゴリラの横顔に見えるということでその名がついている。
ゴリラの向こう側が瀬底島。
そして反対側が名護方面。
水に潜ったり泳いだりする趣味はないのだが、この海の透明度にはやはり感動してしまう。
ひたすら写真を撮って駐車場に出て、さて、当初の目的地である今帰仁の赤瓦そばさんをスマホで確認すると、なんと今日は定休日。
そこで急遽、もと来た道を名護まで戻り、「行きたいところリスト」の現時点での筆頭、許田の守良屋(すろーやー)さんへ行くことに予定変更。
やっぱりまたぐらの下でガソリンを次々と爆発させながら排気ガスを出して前に進むこのマシンが好きだ。この匂い、心地よい振動。
そんなわけでどうしても電気で動くモーターのオートバイもどきには魅力を感じない。
古いねえ、なんとも感覚が古い。まさに化石燃料を消費する化石世代の感覚。
高速の出入り口をちょっと過ぎたあたりで左に小道に入ると守良屋さん。これで「すーろーやー」と読む。
古民家みたいな佇まいで、おしゃれ。
さんぴん茶を飲みながら壁のメニューを眺める。
やはりここは看板メニューの守良屋そばでしょう。
独特の太い面が実に旨い。あっさりとした鰹出汁のスープに、お好みで、と言われた小皿の生姜が実によく合う。
これは美味いわ。超美味い。
スープ飲み干してとても満足してお店を出る。
そのままゴッパチに出てブセナビーチへ。
白い砂浜と透明な海に反射する太陽が綺麗。
5分ほどビーチの横を歩いて岬の海中展望台へ。
前回来た時は曇天で、洒落にならないくらいの強風が吹きさぶ中だったが、今日は快晴で、ベタ凪。
展望塔から覗く魚たちもかなり優雅にリラックスしてるように見えた。
帰り道、道の駅許田に寄って買い物。
13:50帰宅。
9092.2キロ。
道の駅で買ったオリオンプレミアムと天ぷら。この天ぷらが、しにまーさん。
うちなーライフ最高さー
2023/01/31