先週インスタにて国道55線のツーリングをしてる方の投稿を見て、文字通り衝動的に室戸まで行きたくなって秒で宿を予約。
午前9:20に出発。
文化の森から55線へ。まずは小松島で給油する。
リッター146円で5.58L入って815円。
燃費は25.5キロ/L
メインタンク容量が11.3Lなので、オドメーターで288キロを指すあたりまで走れる計算に。
ロングツーリングでのレトロシートの効果は抜群だ。
全く尻が痛くならないし、疲れも無い。これは素晴らしいな。
阿南を抜けて日和佐へ。以前薬王寺に行ったときにはいわゆる日和佐ロードの無料区間を走ったのだけれど、今回は急ぐ理由もないのでのんびりR55を走る。山の中のワインディングで結構走りやすくて楽しい。
最近ずっと東京リベンジャー観てるせいでヒゲダンの「Cry Baby」が流れますね、脳内に。
転調、転調を繰り返す。
薬王寺の側の道の駅日和佐で休憩。ポカリを買って、ここから先はいよいよ走ったことのない道へ。
牟岐町を越えて海陽町へ。牟岐55ラーメンというのが気になる。
黒潮の味 家形船という巨大な船を象った料理屋の横を通り過ぎ、南へ南へ。
鯖大師本坊というお寺が見えてくる。最初、鯖?と見間違えだのかと思ったが、やはり鯖だ。鯖瀬という駅もあるようなので鯖と関係ある場所なのだろうか。
あとで調べてみたら四国別格霊場の第4番札所で、鯖を持った大師さまがいるお寺なのだそうだ。
左手に大砂海水浴場が見えてくる。大勢のサーファーの姿が。おそらく徳島県内の海水浴場は今年も設営されてないだろうから、海水浴客というよりサーファーなのだろうなあ。
海部町に入る。
白浜海水浴場で休憩。海の駅東洋町、という施設が併設。例によってサーファーの家族連れなどが駐車場に大勢。
浮き輪やビーチパラソルの店や屋台が出ていて結構賑わっていた。
さらに55号線を南へ。
目的地の一つであるライダーズパラダイスへ。
マイク真木的な風貌のオーナーの荻野氏がにこやかに迎え入れてくれて、バイクを停めてひと休み。
メニューのカレー(イリカス入り)とアイスコーヒーを注文して、カフェの中の旧車を眺めて待つ。
カレーは何処で食べます?と奥さんに聞かれたので、あまりにもガレージ内は暑すぎるので外のテーブルで。
風が吹いてくるので、灼熱の屋内よりはマシ。人懐こい犬(クマ)が尻尾を振って愛想を振りまいてくる。
あとで、海が見えるハンモックの涼しい場所、案内しますよ、と荻野氏。
カレーを食べ終わると、オーナーが近づいてきて、どうぞ!コーヒーのグラスもそのままお待ち下さい!と海の方へ。
ここはね、キャンプもできるんです。直火OKです。
林の中に入ると、オーナー手づくりのベンチ、ハンモックが現れる。すぐ目の前に海。これは素晴らしい環境だなあ。
どうぞごゆっくり!とオーナーが去る。
午後の日差しがほぼ真上から降り注ぎ、波の音しか聞こえず、これは文字通り天国だな。
小一時間ほどのんびりして、オーナーに挨拶し、記念写真を撮ってもらってライダーズパラダイスを出る。
ここから室戸岬までの道を、おそらく世界中で一番走っている荻野氏、アコウ林には案内表示に従って行ったら遠回りになるよ、などとためになる話を聞かせてもらえる。まさにここはライダーのためのパラダイスだ。
作成中のこのガレージが完成した頃にまた来てみたい。キャンプしたいねぇ。
(続く)
2021/07/30